(4)スゴイダイズ誕生秘話
おからに注目!スゴイダイズ
大豆のすごさは、日本より先に米国で取り上げられていました。
1999年、米国食品医薬品局(FDA)が「1日25g以上の大豆タンパクを摂取することで、心臓病の発症リスク軽減が期待できる」という表示を認めたことから、アメリカで大豆の一大ブームが起こったのです。大塚製薬はこうした米国の動きをキャッチし、いちはやく大豆飲料の開発に着手しました。
着目したのは、おから。これまでの豆乳では、大豆を絞った後に残るおからは捨てられていました。しかしおからは大豆タンパク質や食物繊維が豊富に含まれている、栄養の優等生。これを捨てるのはもったいないと日本ではじめて、おからを使用した大豆まるごと飲料の研究が進められたのでした。
問題は、独特の青くささとザラっとした飲み口。研究の結果、加熱処理で酵素の働きを弱めることで青くささが消え、豆乳成分の濃度を調節するとのどごしも滑らかに。こうして02年10月、「スゴイダイズ」の販売がスタートしました。
もうやみつき!「大豆まるごと」の栄養
販売直後から、「スゴイダイズ」の飲み口に対する反応は真っぷたつに分かれました。
「自然なうまみや甘さを感じる」「濃い=体に良さそう」という評価がある反面、「濃すぎて飲みにくい」との声も。
そこで健康意識の高い中高年の女性にターゲットを絞り、優れた栄養成分が手軽に摂れることを前面にアピールする販売戦略を立てました。スーパーでの店頭試飲は年間1万回以上。のべ200万人がスゴイダイズを体験。爆発的なヒットにつながったのは、言うまでもありません。
豆乳にくらべてタンパク質や大豆イソフラボン、食物繊維が豊富であるのにくわえ、高血圧の予防に効果があるとされるカリウムを豊富に含みなど、「スゴイダイズ」のネーミング通りの健康パワー。コレステロールはゼロというヘルシーさ。ダイエット中の人でも安心して飲むことができます。
毎日の健康に「もう手放せない」という人も増えています。