豆腐や納豆、味噌にしょうゆと、日本人の食生活には大豆が根づいています。でも、大豆をまるごと使用したドリンクなんて、誰も考えつかなかったのではないでしょうか。
大塚チルド食品が開発した大豆まるごと飲料の開発秘話について、4回シリーズでお伝えしていきます。
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プロダクトマーケティングマネージャー 柳政伸氏
―まずは、商品開発にあたって、大豆に注目された理由について教えて下さい。
柳氏 1993年、米国FDAが病気になるリスクを減らすことができる食品を「ヘルスクレーム(健康強調表示)制度」としてまとめ、一般消費者を啓発する取り組みをはじめました。そのなかで、1999年10月「大豆たんぱくが心臓疾患のリスクを減らす」ことが明示されたのです。それによって、米国では大豆製品が見直され消費量が拡大してきました。
―海外で評価されたことで、日本でも大豆の良さが再認識されたのでは。
柳氏 一方それに対して日本では、食の欧米化が進み、大豆を中心とした植物性たんぱく質の摂取量は減少し、逆に脂質の摂取量が増え、肥満や糖尿病の人口が増加しています。
しかしそんな中、日本でも大豆を摂取したいというニーズは高くまっており、2007年弊社が行ったネット調査でも、「健康のために摂取したい食品は?」の問いで、1位:大豆食品 2位:緑黄色野菜となっています。社外の調査でもここ数年、大豆と緑黄色野菜の摂取ニーズはいつも1位、2位となっています。
大豆を摂りたいと思ってはいるが、なかなか摂取できていないという状況だと思います。
―大豆の加工品にもいろいろありますが、飲料を選ばれた理由は?
柳氏 ひとことで言うと、手軽だということです。
大豆にも煮豆や納豆などさまざまな加工食品がありますが、それらを調理し、食べるのには時間がかかってしまいますよね。(大塚製薬の)SOYJOYもお菓子がわりに片手で食べられるという手軽さがありますが、それと同じで、飲料であればとても手軽に大豆の栄養を摂取できると考えたのです。
―たしかに、忙しい毎日の中では手軽であることも重要だと思います。
ところで、大豆の飲料というと豆乳もありますが、双方にはどんな違いがあるのですか?
柳氏 豆乳は、大豆を水につけて絞った後、おからとしぼり汁に分けられます。そのしぼり汁が、豆乳です。一方、スゴイダイズは大豆をまるごと、つまりおからも含めて使用しているというのが、大きな違いです。
―おからも含めて使用することで、どんな良いことがあるのですか
柳氏 おからにはたんぱく質や食物繊維など、体にいい栄養素が含まれています。スゴイダイズを飲むことで、それらをまるごと摂取できるというメリットがあるのです。
| いちど見たら忘れない、インパクトのある商品名「スゴイダイズ」。 次回はそのネーミングの意図するところについて、探っていきます! |
(⇒第2回へと続く)