大豆イソフラボンよりも女性の健康と美容をサポートする。
大豆イソフラボンと腸内細菌から産生される
エクオールとは?

ゆらぎ世代の女性の健康と美容をサポートすると期待されてきた大豆イソフラボン。
しかし近年の研究で、実は大豆イソフラボンを摂取してもその恩恵を受けられる人と、
受けられない人がいることが明らかになったのです。
そこで脚光を浴びたのが、話題の成分、「エクオール」です。

女性の健康と美容をサポートすると言われていた「大豆イソフラボン」

大豆は、古来より日本人の食生活を支えてきた健康食材です。「畑の肉」と言われるほどタンパク質が豊富だったり、食物繊維、ビタミン類など様々な栄養を含んでいます。 なかでも女性に嬉しい成分が「大豆イソフラボン」です。
大豆イソフラボンは、女性らしさを保つチカラが減少していく40代以降の女性に良いとされ、ゆらぎ期の女性の健康と美容をサポートすることで有名です。
しかし、研究が進むにつれ、大豆イソフラボンの恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになりました。

大豆イソフラボンではなく
「エクオール」こそが
重要な成分であることがわかりました

女性らしさを保つチカラが急激に減少していく、ゆらぎ期の女性の健康と美容に期待されてきた成分である大豆イソフラボン。ところが大豆イソフラボンが研究されているうちに、近年、その働きのもとになっているのが「エクオール」という成分だということが分かってきたのです。

エクオールは大豆食品に含まれる大豆イソフラボンを摂取することで作られます。大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が、腸内細菌のチカラを借りてエクオールに変換されるのです。

エクオールは、大豆イソフラボンのままのときよりも、女性のゆらぎ期に対してより高い機能を発揮すると期待されています。

つまり、
エクオールこそが、大豆イソフラボンのパワーの源
であることが明らかになったのです。

エクオールをつくる乳酸菌
「ラクトコッカス20-92」

大豆イソフラボンに含まれる成分ダイゼインが、腸内細菌と出会ってつくられるエクオール。
では、エクオールをつくるための重要な役割をはたす腸内細菌とはどのようなものなのでしょうか。

大腸には数多くの菌が住んでいますが、
なかでも大豆食品の中の大豆イソフラボンを、エクオールに変換してくれる菌のことを
「エクオール産生菌」と呼びます。

エクオール産生菌はいくつか発見されていますが、ヒトの腸内から発見された乳酸菌は製薬が発見した乳酸菌「ラクトコッカス20-92」だけ。
製薬はエクオールの有効性や安全性に関する多くの論文を発表していますが、それらは全て、この乳酸菌「ラクトコッカス20-92」で発酵させたエクオールを使用しています。

※出典:新規エクオール産生乳酸菌のヒト糞便からの単離•同定|腸内細菌学雑誌, 21(3), 2007

エクオールを作れる人は「約2人に1人」

エクオールをつくる材料となる食べ物は大豆です。
では、エクオールをつくるために大豆をたくさん食べればいいのか…
というと、あながちそうではないことが分かってきました。
じつはエクオールを体内で作れる人と作れない人がいるという事実が明らかになったのです。

日本人は約2人に1人しかエクオールを作れない。

実は、エクオールを作り出す腸内細菌を持っている日本人は約50%。
つまり、日本人の2人に1人はエクオールを作り出せず、
大豆イソフラボンを摂っても、その恩恵を受けられないのです。

※ ソイチェックを用いた、エクオール産生能と食生活に関する全国調査
瀧本陽介、三宅智恵子、細谷吉勝、呉暁紅、大澤俊彦
J.Epidemiol.,vol24(supp.1),p118;2014

エクオールを作れない人がいる理由

日本人のエクオールを作れる比率は約50%ですが、実は、年齢が下がるにつれてこの比率が下がることがわかりました。
中高年女性は約5割をキープしていますが、若年女性は約2割程度という研究報告も。
また、日本以外の国に目を向けてみますと、エクオールを作れる人の割合は、欧米人は日本人よりも低く、20〜30%程度しかいないと言われています。
なぜ、世代や国・地域によってエクオールを作り出せる人の比率が変わるのか。
その理由は、そもそもの大豆の摂取量や食生活による腸内環境の違いが理由ではないかと考えられています。

※出典:日本女性医学学会雑誌,20,2,313,332-2012 更年期と加齢のヘルスケア,7,1,26-31,2008 一部改変

エクオール検査「ソイチェック」

2人に1人が作れないエクオール。実は、エクオール検査キット「ソイチェック」を使えば、どのくらいのエクオールを作れているのかどうかを 尿検査で調べることができます。 また、この「ソイチェック」は、エクオールに注目が集まるとともに利用者も増加し、2017年には累計利用者が10万人を超えました。 いまでは1,500施設を超える医療機関、健診機関、調剤薬局で採用されています。

ソイチェックについて

エクオールは
どれくらい摂取すればいいの?

そもそもエクオールを作り出すには、エクオールの材料となる大豆を食べたり、
腸内細菌のえさとなる食物繊維を摂ったりすることが大切です。
では、1日にどれほどの大豆食品を食べればよいのでしょうか。

製薬が集めた様々な研究データや、ゆらぎ世代の女性を対象に行った試験の結果から、ゆらぎ世代の女性のエクオールの1日の摂取目安量は10mgだということが分かっています。
これは目安として、木綿豆腐2/3丁または納豆1パックに相当します。
エクオールが体で作れる人であっても、エクオールを体内に蓄積することはできず、1回の食事で過剰に食べても効果的とは言えません。

健康のためにも
毎日継続的にエクオール10mgが摂れる食生活
を心がけることが大切です。

エクオール
Q&A

Q1.エクオールが作れるか作れないか調べる方法はあるの?
A.簡単に調べられるキットがあります。

エクオールを作れるかどうかは、尿検査で簡単に知ることができます。
代表的なキット「ソイチェック」など、インターネットで購入できる簡易キットもあります。

Q2.エクオールが作れない場合はどうすれば?
A.直接摂れるサプリメントなどを活用しましょう。

大豆からエクオールを作れない人は、エクオールそのものを摂ることが大切です。
サプリメントで直接摂取しましょう。

Q3.アレルギーなどへの注意はありますか?
A.大豆アレルギーの方は摂取をお控えください。

エクオールは大豆イソフラボンの1つであるダイゼインから腸内細菌によって作られる成分です。
大豆アレルギーの方は摂取をお控えください。
また妊娠中、授乳中の方、乳幼児及び小児は摂取しないでください。
疾病などで薬を服用中あるいは通院中の方はご使用前に医師にご相談ください。

Q4.どれくらい摂ればいいのでしょうか?
A.エクオールは1日10mgを目安にしてください。

弊社では、様々な研究データを集めたり、ゆらぎ世代の女性を対象に試験を実施した結果、摂取目安量は1日10mgとしております。
10mgを目安として摂取してください。

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