運動

日本トライアスロン選手権に向けたVivoo活用とその成果
大会前後のコンディション&栄養管理 講義レポート

記事更新日:2026年2月2日

大会を3週間後に控えたこの日、アヤトトライアスロンスクールでは「大会前のコンディション管理と栄養」をテーマに、帝京大学スポーツ医科学センターの葛西真弓先生による特別講義が行われました。葛西先生は、帝京大学駅伝競走部の栄養サポートを担当する公認スポーツ栄養士で、自身も学生時代にトライアスロンを経験されています。

帝京大学スポーツ医科学センターの葛西真弓先生

講義の冒頭では、「試合でベストパフォーマンスを発揮するためには、日々のコンディショニングが大切」と強調。エネルギーを摂る(主食)、カラダをつくる(主菜)、体調を整える(副菜・果物・乳製品)の3点を基本に挙げました。持久系競技では炭水化物の確保が特に重要で、「たんぱく質を意識するあまり、ごはんが足りなくなるのはNG。まず優先すべきは炭水化物」と話しました。

具体例として、帝京大学駅伝競走部の朝食を紹介。ごはん約250gを目安に、魚や納豆、卵などの主菜を3品、副菜を2品、果物や乳製品を加えた“定食スタイル”が基本だといいます。「この形を意識すれば、自然と必要な栄養素が摂れます」とコメントしました。

「大会前のコンディション管理と栄養」の資料

続いて、試合2〜3日前からの「グリコーゲンローディング」についても解説。「炭水化物を普段より多めに摂ることで、エネルギー源を貯めることができます」と説明し、その際に「グリコーゲンは水を引き寄せる力が強く、1gあたり約3gの水を一緒に貯めます」と補足しました。そのため、この時期は“水太り”のように体重が増えることもありますが、「増えているのは体脂肪ではなく、グリコーゲンと水。レースを完走するためには、大切なエネルギー源です」と先生。体重の増加を気にして炭水化物を控えるのではなく、必要な量をしっかり摂ることが重要だと強調しました。

講義を受けているアヤトトライアスロンスクールの皆様
※講義は終始和やかで、参加者からも試合前の補食や水分補給に関する質問が相次ぎ、実践的なやりとりが交わされました。

試合当日は、レース3〜4時間前に高炭水化物・低脂質・消化のよい朝食を。おにぎり、和菓子、バナナなど、自分に合った補食でエネルギーを確保します。緊張や興奮で水分が失われやすくなるため、こまめな水分補給も重要。「喉が渇いていなくても、口を潤す程度で少しずつ摂ることが大切」と先生は語りました。

また「朝の尿の色でも脱水のサインが分かります」と、日常的なチェックの重要性も指摘。試合後は、糖質を速やかに補給し、筋グリコーゲンを回復させることが次へのコンディションづくりにつながるとまとめました。

大会前の食事管理は「特別なこと」ではなく、「日々の積み重ねの延長線上にある」——。
そんなメッセージが印象的な講義でした。

葛西真弓先生が講義をしている様子

大会を終えて

日本トライアスロン選手権に出場予定のアヤトトライアスロンスクールの皆様には、大会前のコンディション管理として、Vivooを大会2週間前、1週間前、当日の朝、レース後の計4回測定していただきました。

(アヤトトライアスロンスクールの皆様には、大塚製薬株式会社よりVivooを提供しご利用いただきました。)

栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」とは?

Vivoo(ビブー)とストリップ(試験紙)

Vivooは日々の栄養状態を手軽にモニタリングでき、テスト結果に合わせた食事や生活習慣のアドバイスが専用アプリで提供される栄養モニタリングサービスです。
測定項目は「水分レベル」「食塩摂取量」「肉/野菜バランス」「ビタミンC」「骨の健康にかかわるミネラル」「酸化ストレス」の6つ。
独自の画像処理技術と人工知能により、スマートフォンでストリップ(試験紙)をスキャンするだけで自動的に分析されます。

大会を振り返ると、参加メンバー全員(7名)が9位以内の好成績を達成。葛西真弓先生の総評コメントもご紹介します。

アヤトトライアスロンスクールで日本選手権に参加される7名の方に、大会2週間前、1週間前、当日の朝、レース後の計4回Vivooを使ってもらいました。

みなさん、ほぼ全ての項目において、レース当日にとても良い状態に持ってこられていましたね。

参加者のVivooの総合スコアの平均点

特に「水分レベル」は、初回や2回目で、多くの方が不足している傾向がありましたが、レース当日は8割の方がGOODと改善していました。レース開始時に体内の水分量が十分満たされていることは、後半の失速を予防し、最後まで粘り強いレースをする鍵となるため大変素晴らしかったです。

参加者の水分レベルの傾向

また、酸化ストレスも常にGOODの状態が続いていました。
レース前の緊張感があるなか、食生活や日常生活を工夫して過ごされた結果だと思います。

参加者の酸化ストレスの傾向

Vivooのような栄養モニタリングツールを使うことは、レース前の栄養状態の傾向を把握することに役立ちます。
今回、レース前のコンディショニングにVivooを活用できたことも、好記録に繋がった要因の一つではないでしょうか。

Vivooとトライアスロンバイク

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