運動

栄養管理×Vivoo最前線
〜カラダひとつで挑む競技こそコンディショニングがカギ〜

記事更新日:2026年2月2日

アスリートのパフォーマンスには、日々のコンディショニングが欠かせません。今回は、帝京大学スポーツ医科学センターで教壇に立ちながら駅伝競走部の選手たちの栄養管理を担当する、管理栄養士・公認スポーツ栄養士の葛西真弓先生にお話を伺いました。

管理栄養士・公認スポーツ栄養士の葛西真弓先生

栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」とは?

Vivoo(ビブー)とストリップ(試験紙)

Vivooは日々の栄養状態を手軽にモニタリングでき、テスト結果に合わせた食事や生活習慣のアドバイスが専用アプリで提供される栄養モニタリングサービスです。
測定項目は「水分レベル」「食塩摂取量」「肉/野菜バランス」「ビタミンC」「骨の健康にかかわるミネラル」「酸化ストレス」の6つ。
独自の画像処理技術と人工知能により、スマートフォンでストリップ(試験紙)をスキャンするだけで自動的に分析されます。

栄養状態に関連する6つの項目の傾向を気軽にチェック
日々のコンディションを“見える化”

― 競技現場でVivooを活用するメリットはどのような点にあるとお考えですか?

以前、熱中症になりやすい選手に、大会前の数日間、尿比重を測ってもらったことがあります。
小型とはいえ数十万円もする機器を使い、尿を採取してスポイトで垂らし、測定後は洗浄…と、選手にとってはとても大きな負担でした。

その点、Vivooであれば、ストリップ(試験紙)に尿をかけてアプリで読み取るだけで、水分レベルを含めた栄養状態などに関連する6項目(水分レベル、肉/野菜バランス、骨の健康にかかわるミネラル、食塩摂取量、ビタミンC、酸化ストレス)の傾向がすぐに分かります。手間がかからないので、選手もスタッフも無理なく続けられる“手軽さ”が非常に魅力的です。

※尿比重計は医療機器に分類されますが、Vivooは医療機器ではなく一般の雑貨になります。
Vivooのストリップ(試験紙)を手に持つ運動をしている人

また、選手に栄養バランスを意識してもらおうとしても、本人は「ちゃんと摂れている」「水も飲んでいる」と言います。でも、そう思っている選手の行動を変えることは簡単ではありません。

そこでも役立つのがVivooです。「食事バランス(肉/野菜)が偏っている」「やや水分不足の傾向」といった結果がざっくりでも可視化できると、「いまの自分はどうか」「どこを意識すれば改善できるのか」が明確になります。

もちろん、教科書的な基準も大切ですが、カラダは一人ひとり違います。同じ食事をしても、体格や運動量、生活習慣は人それぞれ。だからこそ、スコア化された結果をもとに、「その人にとっての最適解」を一緒に探っていく、よりパーソナルな指導がしやすくなると感じています。

さらに、自分の状態を客観的に把握できると、具体的な目標も立てやすくなります。アスリートに限らず、学生が模試の点数を見て手応えを得るように、“見える化”は、大きなモチベーションにつながります。

Vivooで実感する日常の小さな変化

― 一般生活者の方にとってもメリットはあると思いますか?

もちろん、Vivooはアスリートだけでなく、一般生活者の方にとっても役立つツールだと思います。近年は、朝食を抜いてしまったり、忙しくて昼も簡単に済ませてしまったり、栄養が不足しがちな方も少なくありません。

そんな方でもVivooを活用すれば、「今の自分の栄養状態などの傾向」に気づき、「将来の健康について考える」きっかけ作りになると思います。例えば、「昨晩ラーメンをスープまで飲み干したため、今朝の結果は食塩摂取量が多いという結果になった」「野菜を意識して摂ってみたら、結果が良くなった」――自分の行動の結果を数字で実感できますよね。

栄養管理というと「難しそう」と感じる方も多いですが、Vivooなら手軽に始められます。アプリの中には食材やレシピの提案もあり、楽しみながら「もう少しやってみよう」と意識を広げていける。日々の小さな変化を前向きに続けるきっかけをくれる、心強いツールです。

管理栄養士・公認スポーツ栄養士の葛西真弓先生

頼れるのは“自分のカラダひとつ”
持久系競技のコンディショニングにもフィット

―トライアスロンをはじめとした持久系競技の魅力を教えてください

持久系競技は、道具に頼らず、自分のカラダひとつでパフォーマンスを発揮するスポーツです。スタートラインに立った瞬間、それまで積み重ねてきた取り組みやその日のコンディションがそのまま結果に反映されます。だからこそ、日々の栄養や体調を整える“コンディショニング”がとても大切です。

その点、Vivooは日常のコンディショニングをサポートするツールとして使いやすいと感じています。トレーニングの前後に自分の栄養状態の傾向を確認することで、「今日はいつもより走りやすかった」といったカラダの感覚を振り返ることができます。こうして数字を意識しながらカラダの変化に気づくことで、自然と自分のカラダと向き合う習慣が身につきやすくなると思います。

―トライアスロンに取り組むうえでは、Vivooのどの項目を特に意識すべきでしょうか?

前提として、全ての項目が大切です。Vivooでは確認できませんが、エネルギーに繋がる炭水化物を含めて、様々な栄養をバランス良く摂ることでパフォーマンスや日常の生活を送る上でのカラダの快適さ、そしてスポーツを楽しむ力につながります。

そのうえで、持久系競技――特にトライアスロンでは、水分レベルが非常に重要です。レース前にどれだけカラダに水分を蓄えられるかでパフォーマンスが変わります。体重のわずか2%の水分が失われるだけでもパフォーマンスは低下するといわれています。スイムでは給水できず、バイクでも高速走行中の給水は中々難しいもの。最後のランでも思うように飲めません。

だからこそ、レース前の水分貯蓄が重要なので、Vivooの水分レベルは特に意識してほしいポイントです。

―最後に読者の方へメッセージをいただけますか?

今の時代はいろいろ周囲に振り回されがちですが、トライアスロンは自分に本当に集中できる競技。栄養面もVivooのようなツールを使えば、自分の状態を手軽にチェックできます。短い距離のレースや自転車とランニングだけの種目もあるので、ぜひ挑戦してみてください。

管理栄養士・公認スポーツ栄養士の葛西真弓先生とアヤトトライアスロンスクール代表松山アヤトさん
※かつてアヤトトライアスロンスクールのスタッフだった葛西先生。今回は、代表の松山さんとの久しぶりの再会もあり、和やかな雰囲気の中でお話を伺うことができました。

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