栄養・食生活
酸化ストレス:酸化と抗酸化のバランスが鍵
酸化ストレスとは、体内で産生される活性酸素が過剰になり、それを除去する抗酸化物質のバランスが崩れた状態を指します。
活性酸素と抗酸化物質のバランス
活性酸素とは呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことで、私たちの身体の働きを正常に保つうえでも不可欠な役割を担っています。
一方で、活性酸素には強い酸化作用があり、この酸化作用から身体を守る「抗酸化物質」とのバランスで健康状態を保っています。
抗酸化成分の種類
ビタミンC、ビタミンEの他、カルテノイド、ポリフェノールなどの種類があります。
カルテノイド:βカロテン、リコピン、アスタキサンチン
ポロフェノール:アントシアニン、イソフラボン、サポニン、セサミノール、カテキン、タンニンなど
抗酸化成分を豊富に含む食材
- 緑黄色野菜
- 大豆
- マンゴー、パパイヤ、柿、すいかなどの果実類
- ブルーベリー
- エビ、カニなどの甲殻類
- 鮭、ますなどの魚類
- 緑茶
酸化ストレス対策のポイント
- 抗酸化物質を含む食品を適度に摂取する
- 十分な睡眠、適度な運動、リラックスできる趣味など、ストレスを解消する
- 喫煙を避ける
- 紫外線の対策をする
- 適度な運動をする
- 環境汚染を避ける
まとめ
酸化ストレスは、生活習慣病の原因となる可能性があります。
適度な運動や十分な睡眠、バランスの良い食事に加え、抗酸化物質を含む食品を適度に摂取するなど、
日常生活の対策を心がけましょう。
参考文献
- 厚生労働省「e-ヘルスネット」(参照:2024年8月20日)
- 「食事バランスガイド」について 農林水産省(参照:2024年8月20日)
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