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これならできそう!
管理栄養士が実践した食事改善を覗き見 後編

記事更新日:2026年4月3日

これならできそう!管理栄養士が実践した食事改善を覗き見 後編
これならできそう!管理栄養士が実践した食事改善を覗き見 後編

※本企画では、大塚製薬株式会社よりVivooを提供しご利用いただきました。

保健指導や栄養指導において、対象者の方と一緒に行動計画を立てる機会は多いのではないでしょうか?対象者が取り組みやすく継続しやすいもの、そして課題に対して改善が見込めるものを立案する必要があります。

今回は、栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」を管理栄養士の方々に使用していただき、自ら行動計画を立てて改善に取り組んだ結果を公開。前編ではスコア改善の事例と行動計画のポイントをご紹介しました。

後編となる本記事では、スコアが改善しただけではなく低下もみられた3名の事例をご紹介します。

栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」とは?

Vivoo(ビブー)とストリップ(試験紙)

Vivooは日々の栄養状態を手軽にモニタリングでき、テスト結果に合わせた食事や生活習慣のアドバイスが専用アプリで提供される栄養モニタリングサービスです。
測定項目は「水分レベル」「食塩摂取量」「肉/野菜バランス」「ビタミンC」「骨の健康にかかわるミネラル」「酸化ストレス」の6つ。
独自の画像処理技術と人工知能により、スマートフォンでストリップ(試験紙)をスキャンするだけで自動的に分析されます。

改善と悪化から見えた「食事バランスの難しさ」

改善に集中しすぎた落とし穴

最初に、30代で特定保健指導業務に携わりながら2人の子どもを育てるKさんの事例です。

30代・特定保健指導業務に携わりながら2人の子どもを育てるKさんのBefore/Afterの食事事例
30代・特定保健指導業務に携わりながら2人の子どもを育てるKさんのBefore/Afterの食事事例

普段は水分を1日1L程度摂取されていたKさん。測定してみると、水分レベルは「少」という結果に。2Lのペットボトルを準備し、水分摂取量を増やしたことでスコア改善につながりました。

肉/野菜バランスは動物性食品に偏りが見られ、野菜の摂取量が不足していると推測。「カット野菜や冷凍野菜、生野菜を毎食追加すること」「量は以前の2倍を意識すること」に取り組み、こちらも改善が見られました。

一方、スコアが低下してしまった項目も見られました。

ビタミンCは、果物を毎食取り入れたにもかかわらず、7点から4点へとダウン。振り返ると、改善期間中に普段よりも家事や育児の負担が大きくなっていました。こうした日常生活の変化が、ビタミンCの消費量やスコアに影響した可能性もありそうです。

骨の健康にかかわるミネラルも、改善前は10点満点だったスコアが「少」という結果に。原因を探ると、一つの可能性が見えてきました。以前は毎日とっていた海苔やしらす、ミネラルを含む緑黄色野菜が、改善期間中は他の項目に意識が向いていたことで摂取がおろそかになっていたようでした。これがスコアに影響したのではないかと考えられます。

<担当者の見解>

Kさんの事例で見えてきたのは、増やしたい栄養素に集中しすぎてしまうと、これまでとれていた別の栄養素が疎かになってしまうことです。できていた部分もその後継続することが重要ですね。

取り組んだことが狙い通りにいかず……。

次に40代・フリーランスのMさんの事例です。

40代・フリーランスMさんの食事改善Before/Afterの事例
40代・フリーランスMさんの食事改善Before/Afterの事例

ビタミンCが「少」という結果を受け、果物をとるよう意識する計画を立てました。レモンやすだち等の柑橘類を飲み物や料理に活用したことで、スコア改善が見られました。

それ以外にもさまざまな取り組みをしましたが、思うような結果が出なかった項目もありました。

肉/野菜バランスは、動物性食品が多いという結果から、豆腐や海藻を意識することを立案。しかし、量が不十分だったのかスコアは低下してしまいました。豆腐や野菜をたっぷり入れた鍋料理などを取り入れるとよかったのではないかと考えられます。

骨の健康にかかわるミネラルは、改善前の「多」という結果に驚きつつも、期間後の測定では8点から3点とスコアダウン。日常的な食事では、ミネラルが不足しがちであることに気づくことができました。これは、測定していなければ見過ごしていた部分かもしれません。

水分レベルは、以前から水分を意識していたが不足しているという結果に。そこで、「常に手元にあるようにすること」「起床時・就寝前に水をとること」を徹底しました。しかし、スコアの改善は見られず……。これは、お酒に含まれるアルコールやコーヒーに含まれるカフェインの利尿作用が関連していると考えられます。摂取していた以上に、体から水分が排出されている状態だったのかもしれません。

<担当者の見解>

Mさんの場合、計画立案時は思っていなかった影響がスコアに現れる形になっており、食事バランスの改善の難しさが見える結果となっています。

ひとつ増やすとバランスをとるのが難しくなる

最後に60代・夫と二人暮らしをしているTさんの事例です。

60代・乳児検診や栄養相談業務に携わるTさんのBefore/Afterの食事事例
60代・乳児検診や栄養相談業務に携わるTさんのBefore/Afterの食事事例

ビタミンCは、改善前の測定で「少」という結果に。普段から野菜はとっていたものの、果物をあまり食べていなかったことが要因ではないかと推測し、毎食果物を取り入れることを計画しました。さらにビタミンCを効率よく摂取するため、生野菜を取り入れることも実施。結果、スコアに改善が見られました。

一方、このビタミンCのスコア改善のための取り組みが、他のスコアに影響を及ぼした可能性が出てきました。

もともと減塩の意識があったためか、食塩摂取量は「少」という結果だったTさん。しかし、ビタミンC不足を解消するために生野菜を増やした結果、ドレッシング等の調味料の使用量が増え、食塩摂取量が「多」という結果になりました。ただ野菜を増やすだけではなく、香辛料や薬味を使った減塩に努める工夫もセットで必要だったのではないかと振り返りました。

肉/野菜バランスは、改善前は良好なスコアでした。しかし、ビタミンCを摂取するために野菜や果物といった植物性食品を増やしたことでバランスが崩れ、植物性食品に偏りが見られる結果になりました。

<担当者の見解>

Tさんの事例では、ただ「足す」だけではなく、食事全体を見てバランスを最適化することがいかに難しいかが見えました。専門職であっても、その微調整には試行錯誤が必要なのかもしれません。

3名に共通していた課題と大切なこと

3名の事例で共通していたのは、1つの項目に集中すると他の部分に影響が出てしまい、全体のバランスが崩れてしまったということです。野菜を増やそうとしたら、それを食べるための調味料が増えて食塩摂取量が増えてしまったり、ビタミンCを意識した結果、植物性食品に偏ってしまったりといったケースが見られました。

また、その時期の活動量や前日の食事など生活に関する行動の影響が複雑に絡み合い、スコアに影響を与える可能性があることもわかりました。

大切なのは、一度の測定結果で一喜一憂しないこと。「なぜこのような結果になっているのか?」を推測し、それをもとに微調整をしながら継続していくことが、健康管理につながるのではないでしょうか。

継続してモニタリングすることが重要

今回の企画を通して、確認できたことがいくつかあります。

一つは、「シンプルかつ具体的な行動計画を立てること」が継続のカギである点です。「何をすれば良いか」が具体的かつ明確であれば実行しやすく、成功体験にも繋がりやすいと考えられます。

もう一つは、継続して改善に取り組むことの重要性です。一度の取り組みだけですべてのスコアを完璧にするのは容易ではありません。まずは優先順位の高い課題から取り組み、クリアできたら次の課題へ。このようにPDCAサイクルを回すような姿勢で、改善を重ねていくことが大切です。

Vivooのようにスコアが見える化できるツールは、自分の状態の変化を客観的に捉えられるため、健康に対するモチベーション維持にも役立ちます。定期的に自分の状態をモニタリングすることは、生活習慣を振り返るきっかけにもなるのではないでしょうか。

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※1 「健康日本21(第三次)の「栄養・食生活に関連する目線」における
バランスのよい食事を摂っている者(主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を毎日1日2回以上)の定義をもとに 「令和5年 国民健康・栄養調査結果」より算出

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