肌の若々しさをキープする「エクオール」のパワー

若々しさのキープには女性ホルモンの維持が大切

若々しい肌をキープするには女性ホルモンの維持が不可欠です

年齢を重ねると、だんだん肌のハリがなくなりシワが増えていきます。年齢とともに“美肌ホルモン”ともいわれる「エストロゲン」が減少して、コラーゲンを生み出す力が弱くなってしまうからです。

コラーゲンとは、肌にしなやかさや弾力を与えるタンパク質の一種で、細胞をつなぎとめる役割があります。月経の後は肌の調子がよい、と感じたことはありませんか?これは、月経直後から排卵日にかけてエストロゲンが多く分泌され、コラーゲンの生成を活発にし、肌にハリやツヤを与えるからです。

美肌ホルモンであるエストロゲンは、閉経前後から急激に減少してしまいます。そのため、更年期以降は瑞々しい肌をキープできなくなり、ハリがなくなったり、シワが増えてしまうのです。

年齢とコラーゲン量の変化

エクオールでシワの改善が期待できます

一度できたシワは、なかなか治らないものですよね。しかしながら、エストロゲンに似た働きをする大豆由来の成分、エクオールのチカラでシワの改善が期待できることがわかっています。

美しい肌に欠かせないのは、肌の弾力を保つコラーゲンと、そのコラーゲンを結びつけるエラスチンというタンパク質。エストロゲンには、コラーゲンを作り、エラスチンをつなぎとめ、美肌を保つ働きがあります。実際にエクオールを摂取した3ヵ月の臨床試験では、目尻のシワ面積を改善することが報告されています。

エクオールを産生しない45〜60歳の女性101人で、エクオールと偽成分の摂取で比較。エクオール10mgの摂取で、シワ面積の改善がみられた。

シワの改善も期待できるエクオールですが、大豆イソフラボンを「エクオール」に変換できる腸内細菌を持っているのは日本人の2人に1人。さらにエクオールを作れる人でも、腸内環境の変化によって、エクオールが作れなくなってしまうといわれています。

毎日エクオールを摂取するためには、「エクオール」を直接摂取できるサプリメントを活用することもオススメです。

美肌のためには、腸内環境も整えて

美肌のためには、腸内環境を整えることも大切です。
腸内環境を整えるには腸の活動を高めることがポイントとなります。日頃の生活で取り入れやすい3つの「食物繊維・水分・乳酸菌」で、腸の活動を高めてみませんか。

食物繊維の摂取

腸内環境を整えるためには、善玉菌を活性化させなければなりません。
そのためには、食物繊維が多い食べ物を意識して取り入れることが大事で、
野菜類、海藻類、きのこ類などに多く含まれています。

食物繊維は消化・吸収されることなく腸へと運ばれ、善玉菌のエサとして活躍するほか水分を腸へ届けて便を柔らかくする効果があります。1日の摂取目安量は、18歳以上の男性で20g以上、女性で18g以上です。
(厚生労働省「日本人の食事摂取基準」(2015年度版))

水分補給

腸内環境を整えるためには、腸の働きを活発にして便を停滞させないことが大事です。
健康的な便には80〜90%もの水分が含まれているため、水分不足は便秘の元となります。
便を無理なくスムーズに排出するために、ペットボトルや水筒に玄米茶や
スポーツドリンクなどを入れて喉が渇く前に水分補給する習慣をつけましょう。

特に温かい飲み物は、体の冷え予防になるだけではなく体内の代謝もよくなって
腸の働きも高めるのでオススメです。

乳酸菌

乳酸菌には、整腸作用があり、腸の活動を高めて、食物の消化吸収を
助けます。また、 便を肛門に向かって送り出す運動を促し、便秘や
下痢を防ぎます。

一方、私たちの大腸には乳酸菌だけではなく、カラダに悪さをする
悪玉菌もいます。この悪玉菌が増えるとカラダ全体にトラブルが広がって
しまうため、善玉菌である乳酸菌を増やして、悪玉菌を減らすことが大切です。

これらの成分を毎日摂り続けることで徐々に腸内もクリーンになってくるハズです。
運動習慣や規則正しい生活と共に、ぜひ毎日の習慣にしていただきたいと思います。

日々の積み重ねで健康でキレイに