私たちは、体内リズムを整えることができる成分を探して研究を重ねました。
そこでたどり着いたのが、アスパラガスの茎の下端部分を加熱・酵素処理して得られるアスパラガス由来含プロリン-3-アルキルジケトピペラジン※1(以下アスパラプロリン)という成分でした。
そこでたどり着いたのが、アスパラガスの茎の下端部分を加熱・酵素処理して得られるアスパラガス由来含プロリン-3-アルキルジケトピペラジン※1(以下アスパラプロリン)という成分でした。
以前からアスパラガスは体を元気にするパワーアップ野菜として知られるとともに、活性酵素を抑えたり、血行に働きかけるなど、多くの健康効果があることが知られていました。
今回新たに、アスパラプロリンという成分が、体のダメージ部分を修復するタンパク質である「自己回復タンパク質HSP70」※2の発現を促して、睡眠改善効果をもたらすということが判明したのです。
今回新たに、アスパラプロリンという成分が、体のダメージ部分を修復するタンパク質である「自己回復タンパク質HSP70」※2の発現を促して、睡眠改善効果をもたらすということが判明したのです。
※1:アスパラガス由来含プロリン-3-アルキルジケトピペラジン(シクロ(L-ロイシル-L-プロリル)、
シクロ(L-フェニルアラニル-L-プロリル)、シクロ(L-チロシル -L-プロリル)として
※2: HSP=Heat Shock Protein
(熱ショックタンパク質:細胞が熱等のストレスにさらされた際に発現し、細胞を保護するタンパク質の一群)
HSPの中でも、HSP70は細胞を保護する作用が高いといわれています。
シクロ(L-フェニルアラニル-L-プロリル)、シクロ(L-チロシル -L-プロリル)として
※2: HSP=Heat Shock Protein
(熱ショックタンパク質:細胞が熱等のストレスにさらされた際に発現し、細胞を保護するタンパク質の一群)
HSPの中でも、HSP70は細胞を保護する作用が高いといわれています。
これらの研究結果を踏まえ、大塚製薬・大津栄養製品研究所はアスパラプロリンを用いた2つの臨床試験を実施しました。
「生活スタイルが夜型」の人たちは朝、なかなか起きられず、日中は調子が上がらないまま過ごし、夕方から夜間は元気で遅い時間まで眠気を感じないタイプで、睡眠に関する悩みを抱える人が多いといわれています。
そんな夜型生活者に対し、アスパラプロリンは睡眠の質を改善し、日中の仕事のパフォーマンスを向上させる可能性があることがわかりました。
そんな夜型生活者に対し、アスパラプロリンは睡眠の質を改善し、日中の仕事のパフォーマンスを向上させる可能性があることがわかりました。
多忙な人ほど休日に遅くまで寝て睡眠不足を解消しようとする傾向にあります。しかし、それがかえって体内リズムを乱してしまい、休日明けにぼんやりしたり、気分がすぐれない状態に陥りがちです。平日と休日の就寝・起床時刻のズレが大きい人ほど、睡眠の不調を抱えているというデータもあります。
しかし、アスパラプロリンを摂ることで、休日の朝寝坊が1時間改善できたと共に、目覚め感や睡眠の質も改善できたのです。また、この試験では休日明けのQOL(生活の質)を調べていますが、QOLの中でも「心の健康」に関する改善が認められ、楽しくおだやかな気持ちで過ごせていることも確認されました。
しかし、アスパラプロリンを摂ることで、休日の朝寝坊が1時間改善できたと共に、目覚め感や睡眠の質も改善できたのです。また、この試験では休日明けのQOL(生活の質)を調べていますが、QOLの中でも「心の健康」に関する改善が認められ、楽しくおだやかな気持ちで過ごせていることも確認されました。
これらの2つの臨床試験から、アスパラプロリンは体内リズムが乱れていた人たちの就寝・起床のリズムを整え、睡眠の質を高め、すこやかな毎日を過ごすために有用であることが確認されました。