大塚製薬は長い間、人々の健康を維持・増進するための科学的根拠をもった研究を続け、製品開発を行ってきました。
その中で、1980年代から始められていたのが腸内細菌や乳酸菌の研究です。
最近でこそ体調維持には腸内細菌や乳酸菌が重要であることは知られていますが、当時はまだあまり注目されていなかった分野でした。
大塚製薬では、いち早く佐賀栄養製品研究所(佐賀県)や大津栄養製品研究所(滋賀県)で研究を進めてきました。
その中で、1980年代から始められていたのが腸内細菌や乳酸菌の研究です。
最近でこそ体調維持には腸内細菌や乳酸菌が重要であることは知られていますが、当時はまだあまり注目されていなかった分野でした。
大塚製薬では、いち早く佐賀栄養製品研究所(佐賀県)や大津栄養製品研究所(滋賀県)で研究を進めてきました。
腸内には多くの腸内細菌が住んでいて、食べ物の消化・吸収を助け、体調維持をサポートします。
糖を分解して乳酸をつくる細菌を総称して乳酸菌といい、腸内を活性化し、体のコンディショニングの手助けをしてくれることがわかっています。
大津栄養製品研究所の研究チームは、乳酸菌の中でもより体調維持をサポートする働きをもつ種類があるのではないか? と探し始めました。
乳酸菌はこれまでに約300種類が発見されていて、一般的に食べられているヨーグルトやチーズ、ぬか漬けや味噌などの食品にも含まれています。
糖を分解して乳酸をつくる細菌を総称して乳酸菌といい、腸内を活性化し、体のコンディショニングの手助けをしてくれることがわかっています。
大津栄養製品研究所の研究チームは、乳酸菌の中でもより体調維持をサポートする働きをもつ種類があるのではないか? と探し始めました。
乳酸菌はこれまでに約300種類が発見されていて、一般的に食べられているヨーグルトやチーズ、ぬか漬けや味噌などの食品にも含まれています。
多くの乳酸菌を収集する中、2002年、研究チームは東京農業大学が保存していた乳酸菌B240に注目しました。それはタイ北部やミャンマーで伝統的に食べられていた発酵茶「ミヤン」から発見された乳酸菌です。ミヤンは茶葉を口に入れる食茶や噛み茶として古くから現地の人々の健康を支えてきました。
研究チームは乳酸菌B240の有用性に関する試験を多数実施しました。そして2011年、研究チームは乳酸菌B240が体調維持をサポートできることを実証。安全面でも、培養した乳酸菌B240の大きさ(縦2〜10㎛、幅0.5〜1㎛)より細かなフィルターを使って洗い、不純物を取り除く作業をしたり、その他さまざまな安全性試験をクリアしました。
当時、研究チームは10人弱でしたが、大詰め段階では、ほかのプロジェクトを一時ストップして、大津栄養製品研究所の研究員全員が参加しました。
当時、研究チームは10人弱でしたが、大詰め段階では、ほかのプロジェクトを一時ストップして、大津栄養製品研究所の研究員全員が参加しました。